女性専用風俗 新潟秘密基地 (出張専門) | 新潟秘密基地物語 第3話『常連のお客様が語る“ここでしか味わえない時間”』

忘年会2025

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日付:2025年11月05日 (水) 14:28

新潟秘密基地物語 第3話『常連のお客様が語る“ここでしか味わえない時間”』

新潟秘密基地物語
第一章:出会いと戸惑い

第3話

― 常連のお客様が語る“ここでしか味わえない時間” ―

初めて「新潟秘密基地」の扉を開けたあの日から、
もう半年が経とうとしている。

あのときの私は、
心も体もボロボロだった。
仕事での責任、家庭での気遣い、
誰にも言えない孤独――。
それを誤魔化すように
毎日をこなしていたけれど、
本当は限界だった。

スマホの画面に映る
「女性専用」
「完全予約制」
「癒しと非日常の時間」
という言葉。
最初は半信半疑だったけれど、
あの日の自分は、
何かにすがるような気持ちで
予約ボタン”を押していた。



初回の施術は、正直、少し緊張した。
けれど、彼の穏やかな声と笑顔に、
すぐに心の壁がほどけていった。
温かな手のひらが肩に触れた瞬間、
「人に優しくされるって、こんなにも嬉しいことなんだ」
と気づいて、涙が出そうになった。

それから、私はこの場所に何度も通うようになった。
気づけば、ここに来るのが私の
“週末のご褒美”になっていた。



回数を重ねるごとに、
彼との距離は少しずつ近づいていった。
「今日は少し疲れ顔ですね」
そう言いながら、
そっと頬を覗き込む彼の瞳が、まっすぐで優しい。
何も隠さなくていい気がした。
仕事の愚痴も、
誰にも言えない不安も、
気づけば全部話していた。

彼は、ただ聞くだけじゃない。
言葉の一つひとつを丁寧に受け止めてくれる。
「頑張りすぎなくていいですよ」
そう言われた瞬間、
胸の奥に積もっていたものが静かに溶けていく。

そのとき初めて気づいた。
私が求めていたのは、
癒しという“技術”ではなく、
“自分を大切に扱ってくれる時間”だったのだと。



ある夜の施術中、彼が私の手を軽く包み込んだ。
オイルの香りと、彼の体温が混ざり合う。
その一瞬、世界が静止したように感じた。

ドキドキする。
でも、不思議と怖くはない。
この人になら、心を委ねてもいい――そう思えた。

けれど、彼はあくまで“セラピスト”としての
距離を保ち続ける。
その誠実さが、また私の心を動かす。

「今日も来てくださって、ありがとうございます」
施術の終わりに
いつも言ってくれるその言葉が、
また会える”という約束のように感じて、
胸が温かくなる。



新潟秘密基地」は、ただのマッサージ店じゃない。
ここに流れる時間は、現実と夢のあいだ。
優しさに包まれながら、
少しだけ恋に似た感情が芽生える。

でも、それでいい。
じゃなくても、じゃなくても、
ここで過ごすひとときが、私を救ってくれる。

ここでしか味わえないものが、確かにある。
それは――“癒し以上の癒し”。
誰にも言えない、
私だけの秘密の時間



 
次回予告
第4話 ― 「セラピスト視点:彼女を癒すために」
彼の内側にある“プロ意識と揺れる想い”

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