女性専用風俗 新潟秘密基地 (出張専門) | 新潟秘密基地物語 第一章:出会いと戸惑い 第9話『帰りたくない夜』

連載『新潟秘密基地物語』
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日付:2026年02月03日 (火) 16:09

新潟秘密基地物語 第一章:出会いと戸惑い 第9話『帰りたくない夜』


新潟秘密基地物語
第一章:出会いと戸惑い
第9話


― 帰りたくない夜 ―

その日は、特別な出来事があったわけじゃない。
仕事も、会話も、いつも通り。
なのに、なぜか胸の奥がざわついていた。

「今日は、どんな一日でしたか?」

彼のその問いに、私は少しだけ考えてから答えた。
「普通…だったはずなんだけど」
言葉にした瞬間、自分でも気づく。
“普通”なのに、心が追いついていないことに。

彼は何も言わず、ただ頷いた。
その沈黙が、
「無理に説明しなくていい」と教えてくれる。



施術が始まると、
部屋の空気がゆっくり変わっていく。
照明が落とされ、音楽が静かに流れる。
彼の手が触れた瞬間、
張りつめていた何かが、ふっとほどけた。

今日は、言葉が少ない。
でも、それが心地いい。


彼の手の温もりを感じながら、
私は思う。
この時間が、ずっと続けばいいのに。



施術の途中、彼が小さく息を吐いたのがわかった。
ほんの一瞬。
でも、それが妙に胸に残る。

「疲れてますか?」
私がそう聞くと、
彼は少し驚いたように目を瞬かせた。

「…たまに、ですね」

それだけの返事。
それ以上は話さない。
でも、その短い言葉の裏に、
彼もまた“人”なのだという現実が滲んでいた。

胸がきゅっとなる。
癒される側と、癒す側。
その境界線が、一瞬だけ曖昧になる。



施術が終わりに近づくにつれ、
私は時計を見るのが怖くなった。

「もう、終わりですか?」

自分でも驚くほど、素直な声が出た。
彼は少し困ったように笑って、
それでも優しく答える。

「はい。でも…今日は、ゆっくりでしたね」

“ゆっくり”
その言葉が、救いのように胸に落ちる。



帰り支度をしながら、
私はいつもよりも名残惜しさを感じていた。
この部屋を出たら、
また現実に戻らなければいけない。

扉の前で、靴を履きながら、
私はふと立ち止まった。

「……ここにいると、帰りたくなくなる」

ぽつりと零れたその言葉は、
独り言のようでもあり、
彼への告白のようでもあった。

彼は一瞬だけ言葉を失い、
それから、静かに微笑んだ。

「そう思ってもらえる場所でいられるなら、
それで十分です」


それ以上は言わない。
でも、その声音には、
確かな想いが滲んでいた。



扉が閉まる直前、
彼がいつもの言葉を口にする。

「また、お待ちしています」

その言葉が、
“帰らなくてもいい場所がある”
という証のように感じた。



その夜、私は思った。
帰りたくない夜があるということは、
“戻りたい場所”があるということなのだと。

ここは、
心がほどけて、時間を忘れて、
それでも決して壊れない距離が守られている場所。

新潟秘密基地
現実に戻る前の、
最後の深呼吸ができる場所。



 次回予告:第10話
『また来たいと思えた理由』

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