女性専用風俗(女風) 新潟秘密基地 (出張専門) | 新潟秘密基地物語 第二章:心が動き出す夜 第11話『目が合うたびに』

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日付:2026年05月19日 (火) 22:26

新潟秘密基地物語 第二章:心が動き出す夜 第11話『目が合うたびに』

新潟秘密基地物語
第二章:心が動き出す夜
第11話


― 目が合うたびに ―

最初は、ただ緊張していただけだった。

初めて会った頃は、
彼の顔をまともに見ることすらできなかった。
視線が合うたびに恥ずかしくなって、
すぐに逸らしてしまっていた。

でも今は違う。

目が合うたび、
胸の奥が静かに揺れる。


その夜、部屋に入った瞬間から、
どこか空気が違っていた。

「こんばんは」

いつもの声。
いつもの笑顔。

なのに今日は、その笑顔を見ただけで鼓動が速くなる。

「今日は少し眠そうですね」

彼が優しく覗き込む。
距離が近い。
近いのに、不思議と逃げたくならない。

「最近ちょっと忙しくて…」

そう答えると、彼は小さく頷きながら、
「じゃあ今日は、たくさん力抜いていきましょうか」
と柔らかく笑った。

その笑顔を見た瞬間、
胸の奥がじんわり熱くなる。


施術が始まる。

部屋には静かな音楽と、
オイルの甘い香り。

彼の手が肩に触れるたび、
少しずつ体の力が抜けていく。

「肩、かなり張ってますね」

そう言いながら、彼はゆっくり圧をかける。
気持ちいい。
でも、それ以上に安心する。

まるで“触れられている”というより、
“包まれている”感覚だった。


ふと、彼と目が合った。

近い。
思ったよりずっと近くで、彼がこちらを見ていた。

その視線に、心臓が跳ねる。

彼は何も言わない。
でも、その目は優しくて、
どこか困ったようにも見えた。

「……どうしました?」

私が小さく聞くと、
彼は少しだけ笑った。

「いえ。最近、表情が柔らかくなったなって」

また、その言葉。

でも今夜は、
前よりもずっと特別に聞こえた。


施術が進むにつれて、
視線が重なる回数が増えていく。

会話は少ない。
なのに、不思議と沈黙が気まずくない。

むしろ、目が合うだけで、
少しだけ心が通じている気がしてしまう。

・・・危ない。

そんな風に思う自分もいる。
ここは“そういう場所”じゃない。
彼はプロで、私は客。

わかっている。
ちゃんとわかっているのに。

目が合うたび、
期待してしまう自分がいる。


施術の終盤。

彼がタオルをかけ直そうとして、
また視線が重なった。

ほんの数秒。
でも、その時間がやけに長く感じた。

彼が先に目を逸らす。

その瞬間、
胸がきゅっと締めつけられる。

嬉しいような、切ないような。
近づきたいのに、近づけない。

そんな距離。


帰る準備をしながら、
私は鏡越しに彼を見た。

彼もこちらを見ていた。

また、目が合う。

その瞬間、
ふたり同時に少しだけ笑ってしまった。

「今日は、よく目が合いますね」

彼が照れたように言う。

私は思わず笑いながら答えた。

「…ほんとだね」

それだけの会話。
それだけなのに、
帰り道まで胸が苦しかった。


その夜、私は気づいてしまった。

目が合うだけで嬉しくなる相手がいること。
たったそれだけで、
世界は少し特別になるのだと。


目が合うたびに

言葉じゃなくても伝わるものがある。

触れる手より先に、
視線が心に触れてしまう夜。

新潟秘密基地
そこは、
ほんの小さな“ときめき”が、
静かに育っていく場所。


次回予告:第12話
『名前を呼ばれた瞬間』

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