女性専用風俗　東京秘密基地本店　（出張専門） | いっせいさんの日記を読んで

こんばんは。
東京秘密基地本店の
ひろおみです。

いっせいさんの日記を読んで、
心を動かされました。
“今を生きている人の記録”に
近いものだったと感じています。

世の中に前向きに
なれない日があることも、
自分の力じゃどうにもならない
虚しさに押し潰されそうに
なることもある。
でも、そういう想いを
ちゃんと言葉にしてくれたことで、
「ああ、自分だけじゃなかったんだ」
って思える人が、
きっといると思います。

僕自身も、いっせいさんと
似たような感覚になることがあります。
お客様の前では笑っていても、
ふと一人になったとき、
「こんなに頑張ってるのに、
報われる日は来るんだろうか」って。
でも、自分の言葉で書いた日記って、
どこかで誰かに届くことがある。
その人の気持ちを
ほんの少し軽くしたり、
背中を押したりする。
リアルにそういう場面を
見てきたからこそ、
書く意味はあるんだと思っています。

社会って、構造が変わったようで、
実はほとんど変わっていない。
見た目や言葉づかい、
制度やツールは新しくなっても、
中身——たとえば上下関係、
空気の読み合い、
誠実な人がバカを
見るような仕組みは、
あまり変わっていない
気がしています。
だから、今の生きづらさは、
変化と停滞が
ぐちゃぐちゃに混ざって
生まれてるものなんだと思います。

僕は、アングラなままで
いたかった部分もある。
でも今、業界全体が“カジュアル”とか
“フラット”へとシフトしていて、
その途中で、いろんなゆがみやズレが
起きているのを見てきました。
それでも、結局のところ、
これから先に残っていくのは、
立場や肩書きに関係なく、
“誰かのため”を考えて動ける人
だと思っています。
言葉の選び方、立ち振る舞い、
テンポ、目線の使い方——
そういう細かいところに、
その人の品性って出ますよね。
カジュアルやフラットって、
馴れ合いや軽さのことじゃなくて、
ちゃんと“他人を不安にさせない”
ことなんじゃないかと僕は思う。
優しさとか、誠実さとか、
そういうものが“贅沢”じゃなく、
“必要条件”になっていく時代。
今はもう、そういう場所に
差しかかってる気がしています。

何かをすぐに大きく変えることは
できないかもしれない。
でも、自分の行動に誇りを持って、
誰かとちゃんと向き合いながら
歩き続けることで、
少しずつ、近くにいる誰かの気持ちを
変えていけるかもしれない。
それがやがて、まわりを変え、
小さくても確かな「いい循環」が
生まれていくんだと思います。

女風セラピストという仕事は、
性感やマッサージの技術だけじゃなく、
“心の距離感”に触れることが求められます。
メンケア、身体、感情、言葉の使い方、
そしてときには社会人としてのマナーや、
政治、経済、行政サービス、
法律、経営の知識まで——。
お客様の人生や悩みの深さによって、
求められるレベルが変わってきます。
昼も夜も関係なく、
ただ癒すだけじゃなく、
ちゃんと向き合う仕事。
だからこそ僕は、ここに誇りを持って、
今日も立っています。

いっせいさんの日記、ありがとう。
正直であることって、
すごくエネルギーがいることだし、
それでもあのように書いてくれたことは、
誰かにちゃんと届いていると思います。
僕も、自分に嘘をつかずに、
誰かの役に立てるセラピストでいたい。
そんなふうに思いました。

＊ 広臣 - HIROOMI - ＊