前々回の写メ日記で、
官能小説と性感について語りました。
『性感では快楽を設計する、もはや建築』
などと申しましたが


有名な建築家
ミース・ファン・デル・ローエの言葉に
『神は細部に宿る』
というものがあります。


この言葉は、建築や芸術の世界では有名ですが
僕はこの考え方が、施術にもそのまま当てはまると思っています。


例えば...
指が触れる強さ、
或いはその角度。
目線の置き方、
沈黙の長さ、
逆に一言添えるタイミング.....


それらの細部をどう組み立てるかで
プレイの質はまったく別物になります。


性感は、流れだけ真似ても成立しない。
どう動くか？ということ以上に
なぜそう動くか？の精度が問われるのではないでしょうか。


だから僕は、常に細部に意識を向けています。
「そこに手を伸ばす理由があるか」
「それが安心を壊さない導線になっているか」


快楽というのは、
無造作な興奮ではなく
精度の高い思いやりの上にこそ成立すると考えています。


たった一箇所の丁寧さが、
全体の印象を決める。


神は細部に宿る.....
それを僕の性感で証明していきたいと思っています。


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