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初恋の話

僕は「好きだ」とは言えませんでした。
初恋の話は、意外と
聞いてみたいと思ってもらえるテーマらしくて、
きっと誰の心にも、少し甘くて、
少し苦い思い出が眠っているからだと思います。
小学1年生のときは、ただのクラスメイトで、
隣の席でもなんとも思わなかったのに、
2年生になった頃から
なぜだか目で追ってしまうようになりました。
「好きだ」なんて言えるはずもなく、
それを伝えたところで、
どうしてほしいわけでもなくて、
結局、ほとんど会話もできないまま、
中学に上がる前に、
彼女は他県へ引っ越してしまいました。
それからは一度も会わず、
連絡先も知らないまま。
会う機会なんて、もうないと思ってました。
時は流れて、二十歳の同窓会。
来ないと思っていたあの子が、
何でもない顔をして現れました。
あのときの教室を思い出すように、
酔った勢いで「好きだった」と伝えたら、
「へえ、そうなんだ〜」って、
天気の話みたいに笑って流されました。
そのあっけなさが大人ってやつなんだろうな。
淡い思い出は思い出のままで、
今さら続きを書く必要なんてなかったんだと、
そのときようやく知りました。
30歳になった頃に、また同窓会があるとしたら、
きっとみんな、
それぞれに少しずつ背負うものが増えていて。
もう、酔った勢いだけでは
あの頃に戻れない理由を抱えているんだろうな。
https://lit.link/hiro1116
初恋の話は、意外と
聞いてみたいと思ってもらえるテーマらしくて、
きっと誰の心にも、少し甘くて、
少し苦い思い出が眠っているからだと思います。
小学1年生のときは、ただのクラスメイトで、
隣の席でもなんとも思わなかったのに、
2年生になった頃から
なぜだか目で追ってしまうようになりました。
「好きだ」なんて言えるはずもなく、
それを伝えたところで、
どうしてほしいわけでもなくて、
結局、ほとんど会話もできないまま、
中学に上がる前に、
彼女は他県へ引っ越してしまいました。
それからは一度も会わず、
連絡先も知らないまま。
会う機会なんて、もうないと思ってました。
時は流れて、二十歳の同窓会。
来ないと思っていたあの子が、
何でもない顔をして現れました。
あのときの教室を思い出すように、
酔った勢いで「好きだった」と伝えたら、
「へえ、そうなんだ〜」って、
天気の話みたいに笑って流されました。
そのあっけなさが大人ってやつなんだろうな。
淡い思い出は思い出のままで、
今さら続きを書く必要なんてなかったんだと、
そのときようやく知りました。
30歳になった頃に、また同窓会があるとしたら、
きっとみんな、
それぞれに少しずつ背負うものが増えていて。
もう、酔った勢いだけでは
あの頃に戻れない理由を抱えているんだろうな。
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