10/28 21:42 UP!
#30「指先の戦慄」
終わりなんて言わないで
もう一回、もう二回、あと三回
その言葉の響きだけで、
指先が疼き始める。
羽織ったものを、静かに剥ぎ取る
やさしく、そして激しく
上から下、下から上──
肌の上を弾くたびに、
小さな音が夜に溶けていく。
腰のくびれをなぞりながら、
背中まで唇で調べる
ローズの香りが揺れて、
滴る汗がリズムを刻む
吐息が交わるたび、
世界が音で満ちていく
誰にも見せないトコを開いて、
心の奥まで確かめ合うように
そして静かに、
その鼓動が落ち着くまで寄り添う
今日もまた、
誰かの夜が少し軽くなりますように。
X
https://x.com/haruma_hk3?s=21
もう一回、もう二回、あと三回
その言葉の響きだけで、
指先が疼き始める。
羽織ったものを、静かに剥ぎ取る
やさしく、そして激しく
上から下、下から上──
肌の上を弾くたびに、
小さな音が夜に溶けていく。
腰のくびれをなぞりながら、
背中まで唇で調べる
ローズの香りが揺れて、
滴る汗がリズムを刻む
吐息が交わるたび、
世界が音で満ちていく
誰にも見せないトコを開いて、
心の奥まで確かめ合うように
そして静かに、
その鼓動が落ち着くまで寄り添う
今日もまた、
誰かの夜が少し軽くなりますように。
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