4/8 13:32 UP!
ほどける春の中で
春の風って、ずるいなって
何もしてないのに、
肌を撫でてくる。
シャツの胸元が少し開いてるだけで、
風が通るたびに、
まるで誰かの指先みたいに触れてきて、
ふいに呼吸が変わる。
自分の体温が上がってるのか、
空気があたたかいのか、
わからなくなるくらいの、じんわりとした熱。
このまま、
誰にも見られずにやり過ごすか、
それとも、
見つけられてしまうか。
シャツの奥、
肌に残った湯気と鼓動の間にある
この“隙”を、
もしあなたが見つけたら
きっともう、他の誰にも見せられない
春って、咲くための季節だけど、
ほどけるための季節でもある気がする
だから今夜は、
全部脱がなくても、
ちゃんと“触れてしまう”夜にして
何もしてないのに、
肌を撫でてくる。
シャツの胸元が少し開いてるだけで、
風が通るたびに、
まるで誰かの指先みたいに触れてきて、
ふいに呼吸が変わる。
自分の体温が上がってるのか、
空気があたたかいのか、
わからなくなるくらいの、じんわりとした熱。
このまま、
誰にも見られずにやり過ごすか、
それとも、
見つけられてしまうか。
シャツの奥、
肌に残った湯気と鼓動の間にある
この“隙”を、
もしあなたが見つけたら
きっともう、他の誰にも見せられない
春って、咲くための季節だけど、
ほどけるための季節でもある気がする
だから今夜は、
全部脱がなくても、
ちゃんと“触れてしまう”夜にして
