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9/1 00:28 UP! 死んだ方がいい世界 FU(フウ)(25)

FU(フウ) 死んだ方がいい世界
9月1日は1年のうち
子供の自殺が最も増える日である。

夏休みが終わったことにおける
憂鬱と悲壮感に、絶望してしまうのだ。


2025年に命を絶った小中高生は538人と、統計のある1980年以降で過去最多となった。

長期休暇明けは生活環境の変化や精神的動揺が大きく、プレッシャーを抱え込みやすい。


高校2年生の頃、不登校だった。

勉強は出来た。素行も悪くない。
純粋に学校というシステムに合わなかった。

30人以上の人間と苦楽を共にしたくない。
毎日同じことの繰り返しで刺激がない。
横の席への叱責が私に対してのように感じる。
何かあればチームが大事みたいな精神論が苦手。

何かあれば「何か嫌なことあった?」と聞いてきてお前に話す価値はねぇよと思いながら無言を貫き通す。

職員室に座る担任へ相談をしに行った。

「明日から学校休みます」
「ん?何かあったか?」
「...」
「体調でも悪いのか?」
「...いえ、そうではなくて」
「そしたら何か原因でも?」
「...」

やっぱり大丈夫ですと伝え
私は次の日から不登校になった。


不登校に原因があると思い込んでいるのは
よっぽど重症なのだろうなとその時思った。

学校に通うのは当たり前、みたいな常識が蔓延っているから学校に通わないことに原因を見出そうとする。


誰かにとっては当たり前でも
誰かにとっては当たり前ではないことに
当たり前だが多くの人は気づけない。

過去の成功体験で身を固めて
これで正解だろうみたいな不正解を押し付ける。


だから、学校を燃やす作品を作った。

大学生の頃、コロナ禍で
入学式もサークル勧誘も
全てが無くなったから

とりあえず大学の図書館にある
ありとあらゆる本を読み漁って
読んで読んで読み飽きてきたから

今度は私が書く番なのだと確信した。

フィクションの中では
自由に人を操作できて
気持ちが良い。

小説家を目指そうと思った時期もあったが
文芸賞のメフィスト賞大賞候補まで残り
惜しくもあと一歩で大賞を獲れなかった瞬間に
その道は諦めた。


頭の中では社会不適合者だが
割と要領良く生きられてしまう
自分が嫌いで嫌いで

今日なぜこんな文章を書いてしまったかというと、本業でつらい思いをしてしまったからだ。不憫。つくづく人は信じる生き物ではないなと思う。


全てを忘れて逃げたとして
それでも世界はGPSで私を
追いかけてくるのだろうか。


この日記を綴っている間に
今もどこかで自殺をしようと
明日が怖くてたまらない人が
どれだけいるのだろう。


死にたくて死にたくてたまらない時
自殺相談所みたいな電話サービスは
全く当てにならない。

そちらは今生きようとしているから。

自殺を抑制するためには
自分よりよっぽど惨めで
自分より自殺念慮が強い
自分より社不な人を見つけると良い。

こんな人でも、と勝手に
自分の境遇を良く思えたりする。


とかく、ここまで死について
執筆するセラピストはいないと思う。

ただ、私の考えの根底には死生観があって
貴女との繋がりや邂逅でしか愛を感じられない

愚かで惨めで皮肉な
一見ちゃんとしてそうな
サイコミステリアス野郎

であることを
以後お見知り置きを。


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