女性専用風俗 東京秘密基地本店 (出張専門) | また、ここに戻ってくるから

6/3 04:20 UP! また、ここに戻ってくるから HIROOMI(ヒロオミ)(34)

HIROOMI(ヒロオミ) また、ここに戻ってくるから
数字がすべての世界に、
僕は身を置いている。

売上、ランキング、
初指名数、本指名数、
プロフィール閲覧数、
日記のアクセス数。

それらが、価値を決める。
見つけてもらえるかどうかも、
数字次第。

この世界は、あまりにシンプルで、
あまりに厳しい。

人気になれば、プロフィールを開かれる。
選択肢にもなる。

でも、僕のように
“数字”を持たない側の人間は、
多い時で1日10件、
どれだけ日記を書いても、
見つけてもらえない日がある。

それが、現実だ。

それでも僕は、逃げなかった。
書き続けてきた。
届くかどうかも分からない日記を、
今日も、綴る。

結果は出す。出すまで、諦めない。
──それだけは、曲げない。

けれど、目に見えるものだけが
すべてだとは思っていない。

数字にはならないやりとり。
ランキングに反映されない優しさ。
日記の末尾にだけ、
そっと書かれた「ありがとう」。
ある夜に届いたDMに、僕は救われた。

「私はちゃんと見ています」と。

その言葉を見たとき、不意に、涙が滲んだ。

僕は、届かないかもしれない言葉を、
ずっと投げ続けていた。
でも、ちゃんと受け取ってくれてる人がいた。
それが、こんなにも嬉しいとは
思っていなかった。

そして最近、驚くことがあった。
同じように昼の仕事で苦しんできた方、
そして、努力を重ねてランカーになった
同業の女性が、
「ずっと見てたよ」と言ってくれた。

こんな僕にも、言葉を、姿勢を、
ちゃんと受け取ってくれる人がいる。
数字には見えなくても、
心の中に静かに残ってくれている人がいる。

僕の名前を知らなくても、
僕の言葉を覚えてくれる人がいる。
数字の裏に、確かに息づいていたものがある。
それは、誰にも奪えない価値だと、
今は思える。

もちろん、数字を追いかける日々は続く。
この世界で、生きていくために。

でも、誰か一人にでも「見てたよ」と
言ってもらえるなら、
僕は、まだ、ここにいられる。

届くかわからなくても、書く。
見つからなくても、灯をともす。
その日が報われないとしても、信じてやる。

──それが、僕という人間の、
生き方なんだと思う。

少し、休んで。
また、ここに戻ってきます。

* 広臣 - HIROOMI - *

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