ミサキです。

女風に携わる男性のほとんどが"セラピスト"という肩書きを名乗る仕組みのせいか

"癒します"って言葉を今まで散々見てきました。

だけど殆どのセラピが"癒し"に対する解像度が低いまま、あっという間に業界を去っていく。

僕個人としては3年近くやってきた今でも"癒す"という言葉はハードルが高くて、使うのに躊躇します。

人を癒すという事は、体もしくは心の不調に対して治療等のアプローチするという事だけど

極論、

体に対しては医師や柔道整復師
心に対しては精神科医や臨床心理士
また看護師や検査技師の方々など
治療のプロフェッショナルがいて

そういう職種の方は何年も勉強し、難しい国家資格をパスし、さらに何年も研修した上で働かれてるわけで

"たかだか何日か研修を受けただけの女風セラピが誰の何をどう癒すって言うんだよ"

と思ったりもするわけです。

それでも、僕らがセラピストとしてお客様に受け入れていただけてるのは

きっと

「一緒にすごせて楽しかった」

「性感めちゃくちゃ気持ちよかった」

「かっこいい姿を見れて嬉しかった」

みたいな積み重ねの上で

"お客様が自然と癒された気持ちになってくれた"

って事なんだと思ってます。

いわば僕らはお客様の善意と自発性の上で、セラピストと名乗らせてもらってるんだなって。

だから、
悪どい事して傷付けてしまったり、
一緒にいても楽しく無いなって思われた時点で、

そのお客様にとって僕らはセラピストじゃなくなる。

そういう意識が心のどこかにあったから、

外見よりも施術よりもまず第一に、

僕はできる限り信頼に足る人間であり続けることを大切にしてきました。

そのおかげか、デビューした時から今まで、ずっと会いに来てくださるお客様もたくさんいらっしゃるのかなとも思います。

きっと、この姿勢は佐賀秘密基地を卒業したとて変わりません。

お客様、僕はあなたにとってセラピストであり続けていますか？

そう思ってくださるあなたを、僕はこれからも大切にしていけたら嬉しいです。