5/25 18:31 UP!
快楽研究所 〜快楽の神経回路図〜

触ると“ゾクッ”とするのはなぜ?〜快感の神経回路図をのぞいてみよう〜
誰かにそっと触れられて、なんでもないはずなのに**「ゾクッ…」とくる瞬間**、ない?
あの感覚って、実は身体と脳の神経ネットワークが“快感スイッチ”を押したサイン。
今回は、触られて気持ちいい理由を神経レベルで解剖します!
■「触覚」=ただの感覚じゃない!
皮膚って、カラダで一番大きな感覚器官。
そこにあるたくさんのセンサー(受容体)が、「触られた!」って信号を電気でビビッと脳に送ってる。
でも全部の触り方が気持ちいいわけじゃないよね?
その差をつくるのが、“どの神経”が反応してるかなんです。
■ ざっくり神経分類!気持ちよさに関わる3つの神経
1. Aβ繊維(早くて正確)
- 「触った」「押された」「なでた」など、普通の触覚を伝える。
- 早くてサクッと伝えるけど、快感までは行かないことが多い。
2. Aδ繊維(ちょっと痛い系)
- 「チクッ」「ゾクッ」といった軽い刺激や冷たさに反応。
- 快感ではないけど、エロい“ギリギリ”のゾーンで活躍。
3. C繊維(エロ神経の主役!)
- ゆっくり、じんわり、気持ちよ〜く伝わる神経。
- 軽くなでる、さする、髪を撫でる…そんな時に活性化。
- 「ゾクゾクする」「うっとりする」感覚はほぼコレ!
会った時に沢山刺激するね!
■ なぜ“ゆっくり撫でる”と気持ちいい?
答えはシンプル。
C繊維は「ゆっくり+優しく+リズムよく」の刺激に反応するから!
実験では、秒速3〜5cmくらいの速度(つまり“ゆっくりなでる”)が一番気持ちよく感じるって結果も。
■ 触覚 → 脳でどう処理されてるの?
- 肌が刺激をキャッチ
- 神経を通じて脊髄へ
- 脳の感覚野へ送られる
- そこから**「気持ちいい!」を感じる感情のエリア(島皮質)へGO!**
この「島皮質」が、快楽・安心・愛情を感じる超重要スポット。
ここが「イイね」って言ってるとき、あなたはトロけてる。
■ 結論:触れ方ひとつで、世界が変わる
「気持ちいい」は、センスと神経の共同作業。
ただ強く触ればいいんじゃない。
どこを、どんなリズムで、どんな気持ちで触れるか——それが快感を決める。