12/24 20:07 UP!
朝6:00、自分を戻す時間
朝6:00からのテニス。
目覚ましが鳴った瞬間は正直、
「もう少し寝ていたいな」と思った。
それでもコートに立つと、
その気持ちは不思議とすぐ消えていく。
空気がひんやりしていて、
まだ誰の生活音も混じっていない時間。
ラケットを握る手が少し冷たくて、
ボールを打つたびに、身体の奥が目を覚ましていく。
最初は体が重い。
思ったところにボールが飛ばない。
でも、呼吸を意識して、
余計な力を抜いていくうちに、
少しずつ「今ここ」に戻ってくる感覚がある。
頭の中って、
気づかないうちにずっと動き続けている。
あれをやらなきゃ
これでよかったのかな
誰かの言葉が引っかかってる
未来の不安、過去の後悔
そういうものが、
一球一球、音と一緒に外に出ていく。
整えるって、
何かを足すことじゃなくて、
削ぎ落としていくことなんだと思う。
余計な思考
過剰な期待
自分を守るためにつけた力み
それらが抜けた時、
ようやく本来の自分の感覚に触れられる。
セラピストの仕事も同じで、
相手に何かを「してあげる」前に、
自分が整っているかどうかがすべてだと思ってる。
自分の呼吸を感じられているか
相手の変化に気づける余白があるか
触れる前に、ちゃんと“今”にいられているか
整える時間を持たないまま優しくしようとすると、
それは優しさじゃなくて、
ただの余裕のなさになってしまうこともある。
朝早く起きてテニスをする理由は、
運動が好きだからだけじゃない。
一日のはじまりに、
自分を一度、まっさらに戻すため。
ちゃんと整った状態で、
今日出会う誰かと向き合いたいから。
静かに汗をかいた朝は、
それだけで少し、人に優しくなれる。
そういう時間を、
大事にしていきたいと思ってる。
たけと
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